Google Colab Notebookをローカルランタイムに接続

Google Colab Notebookには
これ

ローカルランタイムとホスト型ランタイムというものがあります。
通常のNotebookの使用はホスト型ランタイムです。
これはなんでしょうか?

ローカルランタイム接続とは自分のPCのノートブックとして(Jupyter Notebookの様に)使用する場合の接続です。
これにより、

・自分のPCにインストールしたモジュールなどを使用できる
・12時間制限がない
・PC上のファイルにも自由にアクセスできる

などのメリットがありあす。
すでにJupyter Notebookを使用している場合は正直メリットを感じにくいですが、

・複数の作業者によるファイルの共有しやすさ
・起動が速い、や動作が軽い

などを求める場合には選択肢として有りかと思います。


方法
1・Jupyter Notebookをインストールする
ローカルマシン(自分のPC)にJupyter Notebookをインストールします。

2・起動
ターミナルでのコマンド例
jupyter notebook

3・Jupyter 拡張機能 jupyter_http_over_ws をインストールして有効にする(最初1 回のみ)
pip install jupyter_http_over_ws
jupyter serverextension enable –py jupyter_http_over_ws

4・サーバーを起動して認証する 新しいノートブック サーバーを通常どおり起動します。ただし、Colaboratory フロントエンドからの WebSocket 接続を明示的に信頼するフラグを設定する必要があります。

jupyter notebook \
–NotebookApp.allow_origin=’https://colab.research.google.com’ \
–port=8888 \
–NotebookApp.port_retries=0

5・ ローカル ランタイムに接続する

いかがでしょうか? 上記の説明は公式ページ

https://research.google.com/colaboratory/local-runtimes.html?hl=ja

にも(画像などはありませんが)記載してありますのでそちらもご覧になってみてください。