Raspberry Pi ベースで開発にも参加できるコンパクトなハードウェアシンセ “OTTO”



OTTOとは、Raspberry Piベースで作られた、コンパクトなオールインワンシンセサイザーです。

小さなサイズながらシンセサイザー、サンプラー、エフェクター、シーケンサー、オーディオ・ルーパーといった機能を搭載し1台で音楽制作を行える様になっています。

元々はTeenage EngineeringのOP-1のクローンを目指して開発された様ですが、今では独自の機能も備え新たなシンセとして開発が進められています。

Raspberry Pi 3 Model B+をベースに、カラー・ディスプレイ、DAコンバーター、30以上のボタン/キーボードなどを搭載。

FMシンセ画面、ADSRエンベロープ画面、リバーブ・エフェクト画面、Euclideanシーケンサー画面の4種類のディプレー画像も公開されています。



プログラミング言語はC++で書かれており、ソースコードはgit hubに公開中。

https://github.com/topisani/OTTO

プログラミングの参考にできるほか、なんと開発にも参加できるらしいです。

Ver 1.0の機能予定

・シンセ部はEngineという名前の機能で交換可能(エフェクトも交換可能)

・アルペジエーターなどのMIDIエフェクト付き)

・2系統のエフェクタースロット

・10チャンネル、1小節、16ステップのドラムサンプラー

・ドラムサンプラーはシンセ部シーケンサーと同期可能

・エフェクトセンドとレベル調整付きオーディオインプット

・シンセ部および外部オーディオ入力に対応したLOOPER(オーバーダブ可能)

・システム保存は8種類

面白いですね。


canplayとしてはRaspberry Pi 3ですから、Tensorflowなどを使用してディープラー二ング機能などを取り入れ、コンパクトなAIシンセワークステーション、など自分で作ってみたいとも思いました。

Pythonでもいけますが、速度を考えるとやはりC++か、、、、

自分でプログラミングできるハードウェアとTensorflowなどのディープラーニングやAIの組み合わせ、今後面白くなるかもしれません。