ソニーミュージック、ブロックチェーンやAIで音楽制作支援 “soundmain” のティザーサイトをオープン



ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)は、音楽制作に携わるクリエイターの作業効率を向上させ、創作活動を支援する音楽制作プラットフォーム「soundmain」のティザーサイトをオープンしました。


https://soundmain.net/

soundmain(サウンドメイン)は、ソニーグループが持つブロックチェーンやAIなどのテクノロジーと、ソニーミュージックグループが持つ音楽制作や権利情報処理のノウハウを活用して開発を行なっている、新しい音楽制作プラットフォームとの事です。

ソニーグループが、2018年10月に発表した「ブロックチェーン基盤を活用したデジタルコンテンツの権利情報処理システム」に、音楽著作権の登録機能を追加し、音楽クリエイターの権利情報処理に関する作業効率を高めた新システムを開発。
複数権利者間の同意をブロックチェーン上に記録する機能や、ブロックチェーン上の記録を利用して著作権の登録を効率的に処理する機能があります。
またAIによる音源分離など、音楽制作作業の補助に役立つ技術を開発中です。


現在ティザーサイトを見てみると、ブロックチェーンの部分のみ記載はあるのですが、また具体的な中身は何も説明されておりません。
またcoming soon… として残り3つのサービスも準備中の様ですので、その中にAIによる音源分離などが含まれるのでしょう。
ひょっとすると先日のSXSW2019で発表された
Flow Machines
https://canplay-music.com/2019/03/12/flowmachnes-sxsw2019/
がその機能の一部を担う可能性もあるのでではないかと予測されます。

年初の記事で予測した通り、2019年はAIおよび他の音楽TECH(ブロックチェーンやVRなど)が本格的に実用に向け動き出しそうですね。

引き続き注目してきましょう。