
皆様Loopcloudをご使用されているでしょうか?
DTMをされている方であれば説明は不要だと思いますが、Loopcloudはクラウドベースの音楽素材販売サービスです。
クラウド上にサウンドやループを保存して、必要な物だけをダウンロードし使用できたり、そしてなんといっても、VSTやAUのプラグインでDAWで(購入前のものも)サウンドの確認をする!事ができる、という素晴らしいサービスです。
Loopcloud
https://www.loopcloud.com/cloud
今回このLoopcloudが6にアップデートし、サウンド検索の際にAIを使用したマッチング機能が搭載されました。
AIが、キーやテンポ、楽器などを分析し適したサウンドを提案。音素材を探す時間を大幅に短縮したり、より適したサウンドの選択をサポートしよう、という機能です。
Loopcloud 6のAIサウンドマッチングについて、公式のブログがありましたが、英語版のみの様ですの翻訳、要約してご紹介したいと思います。
Loopcloud6の新しい機能 – AIサウンドマッチング
https://www.loopcloud.com/cloud/blog/4783
音楽界にインパクトを与えているLoopcloudの新しい機能がAIサウンドマッチングテクノロジーです。
この記事ではこの新しいAIサウンドマッチングのアルゴリズムがどの様に機能しているのかご紹介したいと思います。
Loopcloudの新しい機能を楽しんでいただけているでしょうか?
新しく追加された機能とアップデートは、音楽製作者の皆様の創作活動が、よりスムースになる様に、そしてより重要な事、音楽そのものに注力できる様に考えデザインされています。
まだ試していませんか?
あなたは自分が使用したい好きな音楽サンプルを選択するだけです。
この新しいAIサウンドマッチングを使用すれば、即座にそのサンプルに合った補完的なループやサウンドが提案され、あなたの音楽に使用する事ができます。

AIサウンドマッチングのアルゴリズムはどの様に機能しているのか?
AIサウンドマッチングのアルゴリズムは昨年VST/AuプラグインとしてリリースされたJamahookのものを使用しています。
Jamahookについての以前のCANPLAY記事
Jamahookは、あなたが選択したサウンドを分析し、そのサウンドと一緒に鳴らせたり、繋がりを持たせるなどの、音楽的な補完する、ループやサンプルの提案を行います。
Jamahookで音楽を分析する際、曲調、テンポ、キー、ジャンル、楽器など、色々な音楽的要素が考慮されています。
サウンドマッチングアルゴリズムはユーザーサウンドを含むLoopcloudのライブラリ全てから検索されます。
この機能はあくまで使用に適していると考えられるサウンドの提案を行うだけです。
あなたの音楽を魔法の様によくするものではありません。
しかし、より適したサウンドを見出す際、その判断のサポートになったり、検索の時間短縮ができる様になるなど、より創造的な作業に注力できるでしょう。
あなたの求めれるサウンドを見つけるために、何時間も何日も検索に費やすのはAIサウンドマッチング機能を使用するればもう終わりにできます。

“Jamahook AIがLoopcloud 6.0アプリケーションにおいて、その機能の一部を担う事を光栄に思います。
そして私たちのツールが、どの様に音楽製作者をハッピーにできるのか、それを見る事を楽しみにしています。
LoopcloudとJamahookの協業が未来の音楽制作に大きなインパクトを与えるものになる事を信じて止みません。”
Karim Bhorania | CEO Jamahook