オーディオのタイムストレッチにAIアルゴリズムを使用したLOOP SLICERが新登場

オーディオループをスライス(切り刻んで)ビートを作成する音楽制作手法は今やDTMでもっとも主流の方法とも言って良いかもしれません。
色々な音楽ソフトメーカーから多種のアプリケーション、プラグインが発売されていますが、Sktorなどで知られるInitial Audioから新しい製品が発売されました。

Initial Sliceです。

デモ動画を見て見ましょう。



いかがでしょうか?
VST , AUの他、スタンドアローンでも使用する事が可能です。



オーディオのタイムストレッチにAIアルゴリズムを使用

Initial Sliceの最注目ポイントはこれかもしれません。
オーディオのタイムストレッチにIntensityなどのAI活用プラグインメーカーで知られるZynaptics 社のZTXが使用されています。

ZTXについてはこちら(英文)
https://www.zynaptiq.com/ztx/

これにより非常に高音質なタイムストレッチを可能にしているとの事で、スライスしたサンプルをより音楽的に有効活用できるのではないでしょうか。




300のオーディオサンプル素材が付属し、多彩な機能も搭載

Initial Sliceには、すぐに使用できる300のオーディオループ素材が付属しているそうです。
その他
・オーディオスライス、タイムストレッチ、ピッチシフト、リバース、ゲートといった各種加工をリアルタイムに実行可能
・3つのエフェクトと1つのマスタートラック
・進化したドラムシーケンサー、ベースシーケンサー、サンプルプレーヤーを搭載
・3台のPCまで使用可能
・ライフタイムフリーアップデート(永続無料アップデート)
といった特徴を持ちます。

通常149ドルが現在イントロプライスの99ドルとなっております。

ループスライサー系のプラグインはDAW自体が積極的に対応しているものも多くライバルの多い製品ではありますが、このInitial Slicerはいかがでしょうか?

今回はcanplayは購入を見合わせますが、もしごご購入および使用になられた方はぜひレビューをお知らせください。