AI GENERATIVE MUSIC
講義概要
AI音楽生成の可能性をとことん追求する。単なる既存音楽を再現する自動作曲ではなく過去に人間ではできなかった作曲手法や新たな表現方法の開拓を目指す
講義内容
(最新のトレンドおよび進展具合に応じ常にアップデートされます)
1・AI音楽生成を現代音楽、電子音楽の観点から考察
ミニマル音楽、ミュージックコンクレート、12音音階など、アカデミックな現代音楽をAIで進化させる
2・各アルゴリズムに適したデータ学習と生成の考察・解説
どのアルゴリムでどんな音楽生成が可能か?どんな音楽データが求められるか?を考察
3・各種音楽生成と作品にする実践的作業
実際に音楽生成を試み作品として表現する
全9回(予定)の講義各回の概要
(アップデートに伴い内容、講義順番に変更の場合があります)
1講義約60分 合計約540分
第1回:生成ループを組み合わせたミニマル音楽と1小節の元ループから多彩なバリエーションを生み出す電子音楽
第2回:サンプルパターンを生成し組み合わせるAIミュージックコンクレート
第3回:トータルセリエズムのAI再現
第4回:12音音階の音楽生成を理論とアルゴリムから考察し実験
第5回:リズムパターンの生成とドラムのノリをAIで創る実験
第6回:コード進行を生成し、その進行に合わせた即興音楽生成
第7回:AIによるハーモニー生成で和音曲とピアノ生成曲の楽曲
第8回:リアルタイムアンビエント音楽生成とアルゴリズム作曲の数学
第9回:機械学習ライブコーディング :リアルタイムループミュージック作成
その他講義特徴
・講義資料はcanplayが独自に作成したオリジナルをPDFで毎回配布
・サンプルコードや学習用の音楽データもあり
前提知識
プログラミングで開発は行いませんが、Python環境構築とコードをご自身で書く必要があります。
Pythonプログラミングの解説(環境構築含む)は行いませんのですでにご自身で実行できるレベルが求められます。
数学は前提知識がない方にもできるだけ理解できる様に解説しますが、ある程度知識があると学習がスムースです。
音楽理論は0から解説します。
必要機材
PCのみで大丈夫です。
OSはMac, Windows、Ubuntu問いませんが講義ではMac、Windows併用です。
音楽制作ソフト(DAW )はどんなものでも構いませんがご用意してください。
受講プラン
AI作曲科
で受講可能
受講可能 | |
音楽AI開発【初級】 | |
音楽AI開発【中級】 | |
音楽AI開発【上級】 | |
オーディオ分類 | |
AI作曲科 | ○ |
講師紹介

斎藤喜寛Yoshihiro Saito
12歳でギターを始める〜武蔵野音楽院でジャズ〜バークリー音大メソッド〜アルゴリズム作曲〜AI作曲。
1980年代後期より作曲の仕事を開始、大手レコード会社での音楽制作を経て2013年EXDREAM株式会社設立。2016年ビジネスブレークスルー大学の卒業論文最優秀賞を受賞。2017年日本初の音楽と音のAIアカデミーcanplayをローンチ。
2019年パナソニックAIソリューションセンターの環境実験音楽の制作。
2019年10月KIOXIA(旧東芝メモリー)のCM曲のAI作曲とプログラミングを担当。
2020年3月大前研一氏創設のアタッカーズビジネススクールにてAIクリエイティブ実践講座を担当
オーム社より音楽TECH本の出版(2020年末予定)。
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