DTM製品情報

AIがドラムトラックをリアルタイムにRemixする新しいプラグイン | Rhythmic

ギリシャ(アメリカで法人登記はされています)の音楽ソフトウェア企業AccusonusがAIでドラムトラックをリアルタイムで瞬時にRemixできる新しいVSTプラグイン “Rhythmic”を発表しました。 まずは動画をご覧ください。 いかがでしょうか? Rhythmicはリアルタイムにビートのタイミングを変えたり、フィルインを作ったり、スペースを作ったりという事ができます。その制御にAIを使用しているとの事。どんなAIなのか?はまだわかりませんが、リアルタイムである事は創造性に(意外なほど)寄与するので試してみたいです。ライブパフォーマンスなどでとても魅力的だと思います。 公式サイトには色々なチュートリアル動画も用意されています。 https://accusonus.com/products/rhythmiq 公式のブログにはテクニカルな内容も記載されています。 1番知りたかったAI関連の内容があまりなかったのですが、、、、興味深かったです。 試用版も用意されている他、現在イントロ価格で99ドルです。canplayでは早速導入しましたので次のライブ講義などで解説いたします。 https://blog.accusonus.com/technology-behind-rhythmiq-515

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Ableton LiveでAIを活用した音楽制作! | Magenta Studio

MUDEA aiでは講義で使い方と自作方法、や実践法を何度も紹介しています。 Ableton Live用のAIを使用したプラグインMagenta Studio https://magenta.tensorflow.org/studio/ableton-live 本日本家Abletonに記事が上がっていましたのでご紹介します。 Magenta Studio:Ableton Liveのための無料AIツール 英語版の記事はこちらです。 Magenta Studio lets you use AI tools for inspiration in Ableton Live 我々としては最大の注目点はソースコードが公開されていて自分でプラグインを作成できる事ですね。 https://github.com/tensorflow/magenta-studio Magenta MAXElectronを使用し、自分でAI Live プラグインを作成できるのはかなりの魅力ではないでしょうか? 下記動画はMagenta Studio だけを使用して作成した楽曲です。Generateでループ生成、Continueでバリエーション生成、Drumifyでドラムトラック作成、Groovaeでノリを加える、という流れで作成されています。 Groovaeなどは、リリース当時(1年ほど前)はまったく使い物にならなかったのが学習を重ねたのでしょうか?本当に精度が上がっており、ひたすら使い続けている我々も進歩に驚きます! 我々はMagenta & Aleton Liveでライブコーディング的な即興演奏もリスナーの前で披露しています。いずれ本当にライブで披露したいとも思っているほどです。 下記はMagenta とLiveを使用したリアルタイムAI音楽生成パフォーマンスです。

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AI自動作曲DTMソフトOrb Composerが半額セール

AI自動作曲DTMソフトOrb Composerが半額セールを行っています。7月15日までとの事です。 以前デモ使用した際の動画はこちらです。ご覧ください。 クラシックの作曲には中々有効なツールだと思う一方、ダンス系の楽曲や歌ものは向いていない印象があります。 また、どのアルゴリズムで何を学習させてどんな出力結果の向上が期待されるのか?が明確に提示されていないので(どのAI DTM関連ソフトもその傾向ですが、、、)所謂我々が期待するAIなのかどうかわからないのでそこはなんとも判断できないというのは相変わらずの印象です。 得手不得手を把握した上でツールとして導入検討してみてはいかがでしょうか?

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Seaboardシリーズで知られるROLIの日本での代理店がメディア・インテグレーション社へ 6月13日より開始

Seaboardシリーズで知られるROLI6月13日よりメディア・インテグレーション社が日本での代理店となる事が発表されました。 ROLI ディストリビューション契約締結のお知らせ 実はcanplayでも自称公式インストルメント?として使用しています。 これまで代理店であったMI7社が昨年の末頃より取り扱いを中止しており、以降Appleのサイトで販売はされていたもののそれ以外では日本で正規に購入する事が難しい状況でした。Garageband版のROLI Songmaker Kitが発売されるなどあり、そのままAppleに統合か?、、、とも思われましたが、ついに再度正規販売される事となります。   すでにMI7社にて購入していた旧ユーザーはメディア・インテグレーション社にて継続してサポートを受ける事ができるそうです。旧ユーザーも安心ですね。 Seaboardを使用したPrinceのPurple Rainの演奏動画です。素晴らしいです! オーディオプラグインをプログラミングで自分で作れる!JUCEにも注目 実はROLI社は日本ではあまり知られていないかもしれませんが、オーディオプラグインをプログラミングで自分で作れるJUCEというフレームワークも提供しています。 https://juce.com/ 言語はC++となり、VSTやAUといったDAWのプラグインやデスクトップアプリ、最近ではiOSやAndroidにも力を入れている様です。 実際こういった音楽アプリを作る時、発音の部分だけでなくグラフィックの部分がかなり大変なのですが、JUCEを使用するとかなり効率よく作成を行う事ができます。 出来が良ければ、自身で売り上げを得る事も可能です。 フリーのプランでも年間50000ドルまで可能。 月額65ドルのプロプランであれば無制限に売り上げを得る事が可能です。 https://shop.juce.com/get-juce ROLIは本当に未来の音楽を目指しているのがこういった試みからもわかりますね!ご興味のある方はJUCEも是非挑戦してみてください。 Seaboardの演奏方法についてご質問ありましたらcanplayまでお寄せください。面白い内容にできるのであれば記事にして回答したいと思います。

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AIマスタリングソフトのiZotopeが世界初の自動ミキシング機能を搭載したNeutron3を発表!

AIマスタリングソフトOzoneで知られるiZotopeがミキシングソフトNeutronをバージョンアップ。
Neutron3を発表しました。https://www.izotope.com 最大のニュースは、世界初となるAIいよる自動ミックス機能Mix Assistantでしょう。 Mix Assistantは機械学習を活用した自動ミックス機能です。この機能により音楽的にバランスの取れていない各トラックの音量バランスを自動で調節する事ができます。使い方としては、希望するパートバランスを指定し(強調したいパートや、基準などを任意で指定できる様です)再生開始。AIが楽曲を分析した上で最適なバランスのボリュームに自動調整するというもの。これはまさに欲しい機能でした。音楽制作の時間短縮とストレス軽減(ミックスのバランスどりはあまり面白くない時間のかかる作業なので、、、)が可能になりそうです。もちろんOzone同様、そこからさらにミックスを追求していく事も可能でしょう。 ただ今回も情報がないのですが、AIといっても、いったいどんなアルゴリズムを使用し、どんな音楽をどのくらい学習させたのかの情報が全くないのでAI音楽研究家としてはもう一つ評価しずらところがあります。(Ozoneの時もそうでした)その辺り情報を公表して欲しいところです。 ではデモ動画をご覧ください(英語) その他の機能Sculptor Moduleの解説です。 Sculptorはこれまでにない独創的なオーディオススペクトラムシェイパーです。簡単なパラメーター操作により音の特徴を変化させたり強調させたりが可能です。パラメーターは下記の3つ・Intensity:エフェクトのかかり具合の量・Tone:倍音成分と音に厚みの調整・Speed:コンプのかかるスピード パフォーマンスが約3倍向上 実はこれも非常に嬉しいアップデートです。 OzoneもNeutronも高機能なのですが、CPUへの負荷が非常に高くメモリーの消費量も多く、高性能PCを使用しても思い通りの数をインサートする事ができませんでした。それが今回は劇的に向上しそうです。 CPUへの負荷軽減としては、旧バージョン比較で必要バッファサイズは3分の1になり、メモリー消費量も半分になった様です。マルチコアへの対応がどのくらいなされているのかはアナウンスがないので期待

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Ableton Liveが10.1へアップデート! Magenta Studioへも対応済み

Ableton Live が10.1へのアップデートをリリースしました。https://www.ableton.com/ja/blog/live-10-1-is-here/ 上記公式ページでも確認していただけますが、 Live 10.1 アップデート内容 ● ユーザーウェーブテーブル:Wavetableのオシレーター部の機能が拡張し、ユーザー自身のウェーブテーブルやあらゆるサンプルをライブラリからに取り込めるようになった。 ● Channel EQ:さまざまな音声素材に合わせて周波数曲線とゲインレンジを柔軟に変えられるシンプルなEQが搭載された。 EQの設定によってフィルターの形状が変化することで、音楽に適したサウンドを常に提供する。 ● Delay:Simple DelayとPing Pong Delayを組み合わせ、各種機能に改良を加えた新エフェクトデバイス「Delay」が搭載された。 ピンポン効果の挙動のほか、Jump、Fade-In、Pitchなどの設定がすべてフロントパネルで行える。 ● オートメーションの新機能:オートメーションの形状を選ぶパレットが搭載された。ストレッチや傾斜の適用や、数字キーを使った値の入力も可能になるほか、 セッションビューでクリップのモジュレーション設定にアクセスしやすくなる。 曲線に近いオートメーションは、“C”や“S”の形へ可能なかぎり簡素化できるようになり、オートメーションの編集が行いやすくなった。 ● ズームと画面表示の操作性向上:詳細ビューと編集画面全体の切り替えを効率的なショートカットキーですばやく行えるようになった。指先のピンチ操作でズームも可能になるほか(対応コンピュータに限る)、アレンジメント・オーバービューの表示サイズの変更も可能になる。 その他の新機能 ● サイドチェインを適用中のトラックをフリーズできるようになった。 ● リターントラックとマスタートラックのエフェクトを適用して、個別にトラックとグループトラックをエクスポートすることが可能になった。 ● LiveでVST 3プラグインを使えるようになった。 ハイライトとなるのはユーザーウェーブテーブルでしょうか。 全リリースノートは英文ですが、こちらをご確認ください。https://www.ableton.

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DJソフトで有名なSeratoがDAW発売をアナウンス

DJソフトで有名なSeratoがDAW発売をアナウンスしました。 Srato Studio beta DJ向け、およびビギナー向けのサンプルベースの音楽制作ソフトの様です。 Seratoの豊富なサンプルや、DJソフトとの連携が売りになるのでしょうか?先日アナウンスされているSoundCloudとの連携もどの様に統合されるのか期待されるところです。 発売時期や価格など、詳細についてのアナウンスはないのですが、公式サイトで登録は開始されています。 https://serato.com/studio-beta NIのTraktorとシェアを二分するDJソフトであるSeratoですが、今後DAW領域でもその地位を築いていけるのか?音楽制作にどの様な変化をもたらしてくれるのか続報を待ちましょう。

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ROLIが新アプリStudio Playerをリリース |オールインワンのシンセサウンドと多彩な機能を搭載

ROLIがStudio Playerをリリースオールインワンのシンセサウンドと多彩な機能を搭載 ROLIがSeaboardおよびBlocksオーナー向けに新しいアプリStudio Playerをリリースしました。 https://roli.com/stories/roli-studio-player canplayでも公式インストルメント?とさせていただいているRoli Seaboard & Blocks。現在ベータ版でMACのみとの事ですが早速ダウンロードして試奏しております。 まずは紹介動画をご覧ください。 ROLI Studio Playerとは? ROLI Sound EnginesRoli Seaboard & Blocksの5D演奏に対応した、Cypher2, Strobe2, とEquatorから280のサウンドを厳選。Studi Playerを使用して演奏可能。より簡単なサウンド管理と5D演奏表現のしやすさを実現しています。 Smart Chords基本のトライアドからテンション、分数コードまでをシングルノートからわかりやすく演奏可能。高度なコード進行を駆使した楽曲制作が可能に。またそれぞれのコードに対応するスケール機能まで備えています。 Multi-Layered Arpeggiator5D演奏にも対応。これまで以上に視覚的にわかりやすく多彩な表現を可能とするマルチレイヤーのアルペジエーター搭載。 Audio EffectsXYパッドでコントロールできる多彩なオーディオエフェクトを搭載 DAW Compatibilityスタンドアローンのアプリケーションとしてだけでなく、AU、VSTプラグインとして、Logic, Garageband, Cubase, Bitwigなど多種のDAWでの使用も可能です。 ちなみにROLIは現在Cypher2, Strobe2, とEquatorのアップグレードのディスカウントキャンペーン中です。まだの方はこの機会に是非! https://roli.com/synth-madness

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Raspberry Pi ベースで開発にも参加できるコンパクトなハードウェアシンセ “OTTO”

OTTOとは、Raspberry Piベースで作られた、コンパクトなオールインワンシンセサイザーです。 小さなサイズながらシンセサイザー、サンプラー、エフェクター、シーケンサー、オーディオ・ルーパーといった機能を搭載し1台で音楽制作を行える様になっています。 元々はTeenage EngineeringのOP-1のクローンを目指して開発された様ですが、今では独自の機能も備え新たなシンセとして開発が進められています。 Raspberry Pi 3 Model B+をベースに、カラー・ディスプレイ、DAコンバーター、30以上のボタン/キーボードなどを搭載。 FMシンセ画面、ADSRエンベロープ画面、リバーブ・エフェクト画面、Euclideanシーケンサー画面の4種類のディプレー画像も公開されています。 プログラミング言語はC++で書かれており、ソースコードはgit hubに公開中。 https://github.com/topisani/OTTO プログラミングの参考にできるほか、なんと開発にも参加できるらしいです。 Ver 1.0の機能予定 ・シンセ部はEngineという名前の機能で交換可能(エフェクトも交換可能) ・アルペジエーターなどのMIDIエフェクト付き) ・2系統のエフェクタースロット ・10チャンネル、1小節、16ステップのドラムサンプラー ・ドラムサンプラーはシンセ部シーケンサーと同期可能 ・エフェクトセンドとレベル調整付きオーディオインプット ・シンセ部および外部オーディオ入力に対応したLOOPER(オーバーダブ可能) ・システム保存は8種類 面白いですね。 canplayとしてはRaspberry Pi 3ですから、Tensorflowなどを使用してディープラー二ング機能などを取り入れ、コンパクトなAIシンセワークステーション、など自分で作ってみたいとも思いました。 Pythonでもいけますが、速度を考えるとやはりC++か、、、、 自分でプログラミングできるハードウェアとTensorflowなどのディープラーニングやAIの組み合わせ、今後面白くなるかもしれません。

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AIで自動作曲できるDTMソフト Orb Composerが30%オフ

AIで自動作曲ができるDTMソフトOrb Composerが期間限定30%オフで販売中です。 日本では正規取り扱いがないため、海外サイトからのダウンロードとなりますが、この機会に是非お試しいただくのはいかがでしょうか?まだ日本でこれを本格的に使いこなしている方はいないかもしれませんのでいち早く第一人者となれるかもしれません。 本格的に(本物の)AIを使用した音楽制作を行うcanplayとしては、このソフトをAIとして考えるのはやや憚られるところもあるのですが、自動作曲としては柔軟でよくできているのも事実です。 現状生成できるジャンルの出来に差がある感じですが、AI使用ですから、今後学習し向上していく事を期待しましょう。 下記は以前canplayで実践してみた動画です。

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