デジタル音楽理論&電子現代音楽概要
講義概要
デジタル時代に向け論理的に体系化。ポップミュージックに加えてモードなどのジャズ理論から現代音楽の解説を加え高度な電子音楽を実現する。
AI音楽生成や音楽データサイエンスのプログラミングに必要な音楽の基礎知識ともなります。
講義内容
(最新の状況に応じ常にアップデートされます)
1・音楽理論の基礎
コードやスケールなどの音楽の基礎をデジタル音楽用に数値化し身につける
2・最新のデジタル音楽理論や構成、アレンジ、デジタル系音楽についての音楽理論まで
プロレベルに対応できる構成や楽器アレンジテクニック、転調や複雑なコード進行の理論、デジタル系音楽の構成理論などもマニアックに解説
3・歌モノのための詩とメロディーの関係の研究
歌モノにおいては詩とメロディーの関連性こそがもっとも重要ですが、それを研究する講義や、そもそもメロディの真髄を解説する講義もほとんどありません。本講義では人の心を動かす音楽の研究のために詩とメロディーについてもマニアックに解説いたします。
4・ジャズ理論や現代音楽までを高度に網羅
モードや複雑なコードの理論、電子音楽における現代音楽の解説までを網羅し高度な知識取得を実現します。
5・電子音楽の変遷を現代音楽から紐解く
AI音楽生成の基となる電子音楽の変遷を現代音楽の歴史から紐解き解説
全11回の講義各回の概要
(アップデートに伴い内容変更の場合があります)
1講義約60分 合計約660分
第1回:コードとは 3和音のダイアトニックコードでその基本を知る
第2回:コードとは 4和音とテンションコードでその基本を知る2
第3回:スケールの基本
第4回:スケール応用&モードで高度な理論の入り口へ
第5回:コードとスケールの応用とドミナント進行
第6回:高度なコード進行の世界を知る:部分転調
第7回:メロディーとは?メロディーの力学
第8回:メロディーとは?コードとメロディー応用編
第9回:歌:詩とメロディーの重要な関係 コード応用:アッパーストラクチャートライアド
第10回:音楽の構成と転調
第11回:現代音楽から学ぶ電子音楽の歴史、変遷とその理論 :ミュージックコンクレート ミニマリズム コンピュータ音楽の歴史など
その他講義特徴
・講義資料はcanplayが独自に作成したオリジナルを毎回PDFで配布。
前提知識
ゼロから解説します。
まったくの初心者でも受講可能ですが、解説内容の密度は濃く量も多いためそれなりの自己学習が必要と思われます。
プロレベルの方の再学習まで対応可能なはずです。
必要機材
ご自身で使用されているDAWソフトがインストールされているPC
音楽ソフト
あくまで音楽再生と簡単な編集のみですのでどんなDAWソフトでも受講可能です。
無料ソフトのご紹介もしますのでそちらで受講も可能です。
受講プラン
AI作曲科
で受講可能
受講可能 | |
音楽AI開発【初級】 | |
音楽AI開発【中級】 | |
音楽AI開発【上級】 | |
オーディオ分類 | |
AI作曲科 | ○ |
講師紹介

斎藤喜寛Yoshihiro Saito
12歳でギターを始める〜武蔵野音楽院でジャズ〜バークリー音大メソッド〜アルゴリズム作曲〜AI作曲。
1980年代後期より作曲の仕事を開始、大手レコード会社での音楽制作を経て2013年EXDREAM株式会社設立。2016年ビジネスブレークスルー大学の卒業論文最優秀賞を受賞。2017年日本初の音楽と音のAIアカデミーcanplayをローンチ。
2019年パナソニックAIソリューションセンターの環境実験音楽の制作。
2019年10月KIOXIA(旧東芝メモリー)のCM曲のAI作曲とプログラミングを担当。
2020年3月大前研一氏創設のアタッカーズビジネススクールにてAIクリエイティブ実践講座を担当
オーム社より音楽TECH本の出版(2020年末予定)。

土屋憲靖 Tsutciya Noliyasu
国立音楽大学・作曲専修、同大学大学院・作曲専攻を卒業。国立音楽大学大学院・博士後期課程1年・音楽学研究領域に在籍し、音楽情報学を研究。
主に近代和声や微分音和声を研究し、近業に、修士論文「和声理論および和声法の微分音的拡充の可能性についての研究」がある。
CANPLAYにてAI自動作曲プログラミング講義を受講。
音楽理論・作曲理論が専門です。ともに音楽とAIを学んでゆきましょう!
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