音楽理論・作曲アルゴリズム


音楽理論・作曲アルゴリズム

講義:全12回

開催日:第2・4木曜 (受講時期により曜日が変更となる場合があります)
19:30~21:30

開催期間
4科目受講コース 月1回 1年間
2科目受講コース 月2回 6ヶ月間

教室:麹町教室

募集定員:数名

講義のゴール
音楽の構造、作曲の仕組みを最新ポップ・ミュージックから現代音楽までを題材に音楽理論で解き明かす

最終課題
生徒自身が制作の楽曲を音楽理論を駆使し作成、または既存楽曲の理論的考察と解説のレポート(AI自動作曲や生成した楽曲に対する分析も可能)

講義概要
デジタル音楽制作だけでなく、AI自動作曲プログラミングにおいても、現在の課題は音楽を構造として正しく理解、また音楽理論をプログラムに実装できる人材がいない事にあります。
テクノロジーを駆使した現代音楽作家についても同様です。
この講義では、音楽の本質的な構造とメカニズム、作曲の細分化されたプロセスを理解し駆使できる人材を育成を目指します。

講義内容
(講義の進展度合いに応じ常にアップデートされます)

第1回 コード基礎: ドレミファソラシドはAI時代の音楽プログラミング言語?数値化で解き明かすコードの正体
音楽理論の最も基本でありながら誰もが最初の難敵となるコード。しかし数値化してみれば簡単にその正体が説明できる。さらにダイアトニックコードや度数、コード進行の基礎について学ぶ

第2回 コード応用: 名は体を表す?4和音とテンションコードのシンプルな法則
単純なコードすら覚えられないのに、4和音、ましてやテンションなんて複雑すぎて覚えれない、、、という誤解。実はテンション名こそが12平均律をもっとも簡単に説明していた

第3回 スケール基礎: マイルス・デイビスを現代に蘇らせる?モードとスケールの現代ポップ的解釈
スケールの基本となるダイアトニックコードで構成されるスケールとモードを理解し、作曲の基礎となる理論を学ぶ
始まりとなったマイルスデイビスから現代ポップ・ミュージックでの活用まで

第4回 スケール応用: 応用スケールで学ぶ、スケールとコードの親密な関係
コードで使えるスケールは一つではない。多種のコードを学び、実際にどのコードでどの様に使用するのかを実践する

第5回 コード進行基礎:全てのコード進行にはストーリーがある!ドミナント進行とカデンツ
コード進行とはその楽曲のストーリーであり、ストーリーでもっとも大事なのはエンディングである。音楽のエンディング=カデンツを基本のドミナント進行で学ぶ

第6回 コード進行応用:コード進行の選択肢を飛躍的に増やす理論
近親調やセカンダリードミナント、裏コード、パッシングディミニッシュなどを利用したコード進行の理論を学びコード進行のバリエーションを飛躍的に増やす

第7回 メロディー: 何故人はメロディーに感動するのか?人の心を動かす音の流れの正体を探る
人の心を動かすメロディーには数値で説明できる理由があった?コード進行と度数の関係で知る良いメロディーの正体

第8回 分数コード:複雑な響きの単純な法則?2つのコードを重ねる意味
現代のポップ・ミュージックにも頻繁に使用されている分数コード。理論的側面をわかりやすく伝える

第9回 リハーモナイズ:  既存のコード進行から無限の可能性を生み出す方法とは?
これまで学んだコード進行の知識を実践的に駆使する事でリハーモナイズと言われる高度なコード進行のバリエーション生成を自由に行う事ができる。その方法を学ぶ。

第10回 転調: ルールを超えたルールがもたらす自由な選択肢
複雑に思える転調の理論。しかしコードの仕組みを理解する事で自由なコード進行の選択肢を得る事ができる。また転調時に使える実践的なテクニックの数々を実例を持って学ぶ

第11回 対位法 : アレンジの基礎となる対位法をクラシックおよびポップ・ミュージックで学ぶ
オーケストレーションおよびポップ・ミュージックでの各楽器の重ね方を対位法で学び、アレンジの基礎を身につける

第12回 現代音楽: ピッチセットクラスからアルゴリズム作曲まで
現代音楽制作の理論的基礎となるピッチセットクラスらアルゴリズム作曲までを解説。さらに最新デジタル音楽に反映できる理論を学ぶ

その他講義特徴
・講義は全て録画でも配信。受講できなかった講義も後日視聴可能
・講義資料はcanplayが独自に作成したオリジナルをPDFで配布。合計700〜800ページ
・AI自動作曲研究コミュニティーなどリアル開催の色々なイベントに参加可能

学べる事
・ポップ・ミュージックから現代音楽までの本格的な音楽理論と音楽の構造の理解
・AI自動作曲や他のAI音楽プログラムに音楽をデータとして学習させる際の音楽データと理論的取り扱い方法
・あらゆる楽曲の作曲を可能にする音楽理論の知識

入学前提条件
なし
ただし音楽経験がない方は難易度、ボリュームともに自習など自主的な勉強時間が必要と思われます。(週5〜6時間:初心者)

必要機材
ご自身で使用されているDAWソフトがインストールされているノートPCをご持参ください。(各自個別に音を出す必要があるためヘッドフォンもご用意いただけると更に良いですが必須ではありません。。コンパクトなMIDIキーボード、オーディオインターフェースもご持参可能です。)
講義では基本Logic Pro使用ですがCubase, Studio One, Pro Tools,などあらゆるDTMソフトでの対応可能です。(一部非搭載機能は除く)
Mac, Windowsは問いませんが講義ではMac使用です。
あくまで理論の理解のための講義となりますので、どのDTMソフトでも応用できます。

教室画像

教室画像

講師紹介


斎藤喜寛Yoshihiro Saito

1980年代後期より作曲の仕事を開始、同時期武蔵野音楽院にてバークリー音大音楽理論を学ぶ。大手レコード会社での音楽制作を経て2012年にビジネスブレークスルー大学経営学部ITソリューション学科に入学、本格的にプログラミングを学ぶ。2013年EXDREAM株式会社設立。2016年秋季同大学の卒業論文最優秀賞をcanplayのビジネスプランにて受賞。2017年音楽学校canplayを開校。


飯田一之Kazuyuki Iida

4歳よりエレクトーンを始める。多数の大会で優勝。2000年代に入り、DTM、作曲を始め音楽家としてのキャリアをスタート。ゼンリンデータコム〜リクルートを経て、現在は音楽プロデユーサーとして活躍中。teamLabの音楽制作やGangParadeのピアノ演奏に参加など。2018年のRock In Japanにキーボーディストとして出演。


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