AIアートの個展がニューヨークで開催される

昨年4800万円で販売されたと話題になったAI(GAN)によるアート作品

その作者?であるアート生成アルゴリズム”AIGAN”とルトガー大のコンピュータサイエンス学教授Ahmed Elgammal博士とが、AI作のアート作品のみを展示する個展をニューヨークのHG Contemporarryで2月13日〜3月5日に開催いたしました。

Ahmed Elgammal博士


テーマとして

Faceless Portraits Transcending Time

と題された個展。
展示された作品はこちらで確認していただけます。

https://uploads.strikinglycdn.com/files/3e2cdfa0-8b8f-44ea-a6ca-d12f123e3b0c/AICAN-HG-Catalogue-web.pdf

良い作品も中にはあるという感じでしょうか?、、、

19世紀の肖像画を学習したモデル使用の様ですが、個人的には他にもっと適切な対象があるのではないかと感じており、、、、
音楽においても学習に向くジャンル、不向きなジャンルがある事は我々も実験からわかっており(我々は音楽理論でその理由も解析しております)より違ったジャンルのアートでの生成作品を見てみたいところではあります。

ただアートのもっとも大切な本質は人の心を動かす事、何かを感じさせる事、考えさせる事です。
作品だけではなく、それを生み出した時代や、様々な背景も当然ながら作品には含まれるべきです。
その点では確かに我々に何かを感じさせ、考えさせられるるアート作品と言えるのかもしれません。

記事投稿日:2019/3/25