MUSIC TECH ACADEMY CANPLAY 2021年最優秀生徒 – 比嘉康雄様インタビュー

MUSIC TECH ACADEMY CANPLAY 2021年最優秀生徒 – 比嘉康雄様インタビュー


CANPLAY:自己紹介をお願いします。

比嘉さん:株式会社電通国際情報サービスのオープンイノベーションラボ(通称イノラボ)に所属している比嘉康雄と申します。
R&D部門なので、これからの未来に流行りそうな技術を使った研究開発を行っています。
今開発しているのは、パワポ動画という、パワーポイントのPPTXファイルに機械音声を埋め込んで動画にするサービスです。



CANPLAY:受賞理由は 提出課題のレベルの高さでした。(すでに開発されている音楽AIプログラムもご紹介いただき驚きました)
レベルの高さは数多くのCANPLAY生徒様の中でも正直圧倒的でした。
ご自身ではどう感じますでしょうか?

比嘉さん:長い間、オープンソースのプログラマとして活動していたので、プログラミングは得意だと思います。音楽的な能力は自信ありません。https://japan.zdnet.com/article/20267027/


CANPLAY:CANPLAYに入学した理由・目的はなんですか?

比嘉さん:動画のBGMをAIで自動生成したいと思い、CANPLAYに入学しました。


CANPLAY:入学時の事前の知識・経験レベルを音楽、プログラミング双方について教えてください。

比嘉さん:音楽については、IDPSというDJスクールで1年ちょっと、EDMSというエレクトロニックミュージック専門のDTM スクールの12回レッスンコースを受けていました。
音楽理論は、作曲ラボという通信制のスクールで学びました。
https://www.idpsorg.com/tokyo-dj-schoolhttps://www.edms.eclipsemusic.biz/https://kaymusic-online.com/index.php?%E7%94%9F%E5%BE%92%E6%A7%98%E3%83%BB%E5%8D%92%E6%A5%AD%E7%94%9F%E6%A7%98%E3%81%AE%E5%A3%B0#content_1_4
プログラミングについては、知識・経験とも豊富です。


CANPLAY:受講当初のCANPLAYの講義レベルはどう感じましたか?

比嘉さん:音楽理論とDTMの講義レベルは高く感じました。一通り学んでいたはずですが、結構難しかったです。


CANPLAY:受講を終えた段階ではご自身の目的の達成や、レベルの向上は感じられているでしょうか?

比嘉さん:Magentaについては、世の中的にあまり情報がなく、CANPLAYの講義がとてもためになりました。
Magentaを学ぶという目的は十分に達成できたと思います。また、SpotifyのAPIを使ったトレンド分析もとても面白かったです。

AIに動画のBGMを自動生成させるという本来の目的は、実は達成できていません。
なぜかというと、今のMagentaの実力では、完全にBGMを自動生成することはできないということが、受講の結果分かったからです。
あくまでも個人的な感想で、CANPLAYの講義でMagentaの実力が足りないと言っているわけではありません。
Magentaの実力が把握できたので、僕としては満足しています。
今のMagentaは人間とコラボして曲を作るのがいいんじゃないかと個人的には思っています。Magentaが出力した素材に人間が手を入れるのが良いと思っているということです。


CANPLAY:学習を進める上で特に助けになったサポートなどはなんだったでしょうか?

比嘉さん:当初、仕事が忙しくて、全然課題が提出できず、卒業期限が迫っていました。卒業期限を延長してもらったことで、無事卒業できました。



CANPLAY:CANPLAYへのメッセージがあればお願いします。

比嘉さん:MagentaのCANPLAYのノウハウは素晴らしいと思います。
ありがとうございました。



比嘉さんはご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、日本を代表するプログラマーの方です。
提出された課題もハイレベルだったのは当然だったのでしょう。
いつか比嘉さんにCANPLAYの講義をしていただきたいなどと今は思っております!